少し前になりますが、寒さが厳しい冬を越え、暖かくなってきた時。
ご近所さんたちがよく山菜の話をしていました。
4月はゲストハウスはちはちは休業していましたので、毎日散歩していました。
私たちが散歩していると、「イタドリって知ってる?美味しいんですよ!」
と教えてもらいました。イタドリ?何だそれは。。と思いながら数日後にご近所さんから取り立てホヤホヤのイタドリ頂きました!
見た目はちょっとしっかりした赤っぽい茎。
そして調理の仕方を教えてもらう。
そのままだと酸っぱいらしいので、下ごしらえとして茹でてから料理に使うと良いらしい。
油との相性が良いので、豚肉と炒めたり、お浸しにしたり。
どんな味がするんだろうとわくわく。
我が家は豚や鳥肉と炒めて、味付けして、鰹節をさっとかけて頂きました。
う、美味い!美味です!
お湯を通しているので、酸味は全くなく、何とも言えない食感が良いです。
しかも栄養豊富だそうで、ご飯何杯でも行けるやつでした。
ちなみにイタドリとは漢字で虎杖と書くらしいです。見た目は確かにトラの模様に似ています。
そしてインスタで写真を載せようと英語でイタドリを調べたら、すごい事実が。。
イタドリは、アメリカやイギリスではその繁殖力の強さから最強に嫌われている植物だったのです。(英語でJapanese Knotweedといいます。)
全然知らなかった。美味い美味いと食べていたものがそんなモンスターだったとは。。勉強になるな〜。
そしてご近所さんからこごみやコシアブラ等も譲っていただき、春の楽しみが1つできました。4月はわらび取りに来ている人もちらほら見かけました。
こごみやわらびは結構色んな所に生えてます。
今まで山菜のこと気にしたことなかったけど、
散歩とか山歩きしている時とか、植物の事知っているともっと楽しい事に気付きました。
そしてイタドリですが、そこら中に生えていました。。もう5m歩けばイタドリがあるレベルです。
残念ながら食べるのに適した良いサイズの物は少ないですが、昔はもっとたくさんあったそうです。子供の時は下校中に生でかじってたなんて事も聞きました。
自分の知らない世界を知る事って楽しい!地元の方たちの知恵を授かり毎日が発見の連続です。移住しなければこんな素敵な体験できなかっただろうな〜とつくづく思います。
自分たちが授かった沢山の知恵を子供に引継ぎ、共有して暮らして行きたいと思っています。
和歌山県でイタドリは、「ごんぱち」とも呼ぶそうです。
そこで、移住前に高野山の近くの山中にあるレストランで、ごんぱちサラダというのを食べたのを思い出す。
その時ごんぱちって美味しいけど何やろ〜っていいながら食べてました。。
イタドリだったのか!!
日々発見。
これが例のやつだ!
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