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Writer's pictureはちはち高野山

全ては運。なのでしょうか。(開業までの道のり)

Updated: Jun 22, 2021

新型コロナウイルスで地方への移住を本気で考えている人も少なくないと思います。

これから移住を検討している方の参考になればと思います。


高野山ゲストハウス『はちはち』ができるまで結構な時間をかけました。


ある場所に住みたくて、ゲストハウスをしたい場所があっても箱がなければ何もできません。

私たちは、高野山を含め4ヶ所程候補地を決め。実際自分たちの足で回って見ようと決めていました。

高野山は第一候補でした。

初めて訪れた時、濃い霧の中、山を登ってただならぬ雰囲気を感じていました。

そしてその先にある小さな町に、数々のお寺が並び、日本では滅多に見られない立体曼荼羅を鑑賞し、最後は奥の院の静寂な空間に感動しました。自然豊かなところも含めて、暮らしてみたいと思っていました。


私たちは当時京都に住んでいましたので、移住してゲストハウスをやるにはまず家を探さなければいけません。理想は住居兼ゲストハウス。大きい家が賃貸であれば良いな〜と思っていました。

初期投資はなるだけ少ない方が良いと思っていましたので、賃貸希望でした。


そして、この家を探すという試練が、最初で最大の難関だと思います。知り合いも全くいません。


ここで以前紹介した、和歌山LIFEが活躍しました。

サイトには各地域のワンストップパーソンなる人が紹介されています。その人(大体は役場の方だと思います)が移住支援をしてくださるのです!

和歌山以外にも色んな自治体が移住希望者向けの素晴らしいサイトを作っています。


早速その人に連絡を取り、アポをいただき、高野山へ行くことに。

事前にネットで空き家バンクを見ていたのですが、空き家情報はありませんでした。


そしてやはり高野山には紹介してもらえる空き家はほとんどありませんでしたが、

登録してある2軒の空き家を紹介してもらうことにしました。

そこで運命の出会いが!


その2軒のうちの1軒が、本当にたまたま。本当に偶然なのですが、自分たちの条件にぴったり会う物件だったのです!なんという運命。

広い家、庭付き、新しい家ではないですがしっかりした造り。元々下宿として作られただけあって、部屋の間取りがもう完璧。


この家に住みたい。初めて見たときに私も妻も本気で思いました。


物件探しは、(特に都市部は)その時の状況によってころころと変わると思いますので、

運的要素は大きいと思います。


私たちもこんなにうまく見つかるとは思っていませんでした。

でも、この運命の出会いも、全ては最初に行動を起こしたからだと思います。

少しでも気になったら実際に足を運んで、現地の人の話をしたり情報収集することでちょっとずつ理想に近づけると思います。


とはいえ、そのあと色々問題も山のように発生するのですが、また次回で。




はちはちの外観。

外観は割と普通の家です。

中は純和風で素敵です!


外観はもっと和っぽくリフォームしてもらおうと思っていたのですが、予算がびっくりするほど全く足りないので諦めました。

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